ご挨拶
第43回福岡救急医学会
学術集会会長 山下 典雄
(久留米大学病院災害危機管理担当教授)
この度、令和7年9月13日(土)に、久留米大学旭町キャンパスにおきまして第43回福岡救急医学会学術集会を開催させていただくこととなりました。
大変光栄に存じますとともに、少しでも多くのご参加の皆様に有意義な学術集会と感じて頂けますことを目指して力を尽くしております。
また、関係の多くの方々、関連団体の皆様のご支援・ご協力も賜り、心より感謝申し上げます。
今回の学術集会のテーマは、「危機に備える」といたしました。そもそも救急医療は突然発症した疾患や外傷など危機的状態に陥った患者に対して、如何に救命するか、といったところか始まったと言えます。また、その延長線上にある災害医療も災害によって生じた社会の危機に医療的側面から被害の最小限化を目指すものであります。現代社会は様々な危機的状況が発生し得ますが、その状況を切り抜けるには、備えが必須であると考えられます。救急疾患への備え、災害医療に対する備えを福岡県内の救急災害医療・救護に携わる関係者の皆様と共に考え、地域としての危機対応力を高めるきっかけとしたい、という思いからのテーマです。
本学術集会では、上記の趣旨からできるだけ多くの方にご参加いただき幅広く議論をして頂きたいと考えております。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。